昨日、昨年の秋撮影した『図書館戦争』の
関係者試写があり、行って参りました。

撮影所内での試写だった事もあり、途中、
懐かしい顔に遭遇して足取りも軽く試写室へ。

しかし椅子に座った途端、
毎度の事ながら自分の姿がこれから映るんだと、
気分も落ち込み、腰が落ち着かない時間が流れ、
いよいよその時を迎えました。

時代と状況設定が独特で面白い作品です。
かなりシビアな状況の中でも日々を生きていくのが人間ですから
榮倉さん演じるヒロインの恋心や、主人公の岡田さんを含めた、
仲間とのくだけたやり取りも描かれていて、
極限状態とそれらの緩急のバランスを取りながら、
リアリティを損なわないで描き切るという高いハードルを、
佐藤監督は丁寧且つ丹念な演出で
見事に乗り越えていらしたというのが
僕の率直な印象です。

エンターテイメントに徹していますが、
底に流れるメッセージも読み取れる作品です。

ご興味がおありでしたら是非。


今日の一枚。